基本的には自分でライフプランを立てれるのが一番だと思います。
自分の人生の舵取りは自分で決めた方がいいに決まっています。
それは私が無料のFP相談を3件受けてみて分かりました。
3人とも同じ内容の提案でした。
「奥さんも正社員として働けば、家計は大丈夫ですよ」
「なので働けなくなった時の保障も持ちましょう!」
(たくさん働いて、たくさん保険料も払って経済回しましょう!と解釈しました)
FPの勉強を始めて分かったことの一つに、正社員でなくても収入に見合ったくらし方をすればよいだけなのでは?
というあたりまえのこと。
なんとなく不安があると、「その道のプロ」らしき人に意見を求めたくなってしまいますが、今回に限っては鵜呑みにしないでよかったなあと思いました。
無料相談だけではなく、無料でかつ、さらにスタバチケットやホテルでの軽食付きなどもよく見かけます。
それらは慈善活動なわけはありません。
かけた費用以上に、主催者の儲けになりそうだからやっているだけです。
タダでご飯食べて勉強できて、いい人たちだな~ではありません。
その後の商品契約で手数料を長ーく取れておいしいのでやっているだけです。
保険会社はあくまで必要最低限の保険のみのお付き合いが鉄則です。
搾取されないためには知識武装が必要です。
1.「書けば貯まる!共働きにピッタリな一生モノの家計管理」著者・塚越奈々子
考えなくちゃいけないことを順番に記入することで少しづつ未来像がみえてくる一冊。
自分で書き込まないといけないので、「なんとなく不安」から「先々にいくら必要で、今はいくら使って大丈夫」目安の金額でもはっきりした数字がでることで、すっきりした気持ちになります。
この数字がでるから、予算内でのやりくりを工夫することができます。
優先順位を考え、日々の行動の判断基準ができます。
実際にやるとなると、書き込む数字を準備するのに時間がかかったりで時間はかかりますが、一度やってしまえば目標設定が変った時など自分で修正できるのが一番の魅力だと思います。
定価は1650円ですが、紙媒体のいいところは夫婦で同じものを見ながら話し合えるということ。
ネット上のサイトでもできないことはないですが、私は鉛筆で書き込んで消しゴムでその後修正していく方が「やってる感」もあり、分かりやすかったです。
2.知るぽるとのライフプランシミュレーション
金融広報中央委員会(愛称:知るぽると)は、都道府県金融広報委員会、政府、日本銀行、地方公共団体、民間団体等と協力して、中立・公正な立場から、暮らしに身近な金融に関する幅広い広報活動を行っています。
・政府機関が運営しているので中立公正であること
・最新の平均値のデータも参考にできる
・借入額の返済シミュレーションやつみたてシミュレーションもできる
・民間保険との距離感もつかめる
まさに「くらしのおかねの教科書」といった内容。
一家に一冊配ってほしいくらいです。
県民だよりに小出しに載せて自分でスクラップできたらいいのになぁと強く思います。
これも入力項目が細かく設定されているので時間はかかりますが、無料ツールとしては十分すぎる内容です。
(税金で作られたようなものなので使わないとですね)
3.さいごに
私は有料相談を仕事にしてはいますが、おかねを払わずに目的が達成できればそれが一番だと思っています。
ただ自力だけだと難しい局面もあるのでその時に「相談できる人がいる」と思い出してもらえたら充分かなと思います。
あなたがあなたらしくくらせますように。